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ガスコンロの寿命は、使い方やメーカーによって多少の差はありますが、一般的に10年程度といわれています。
ガスコンロに不調があらわれたら、それはガスコンロが寿命を迎えているのかもしれません。いきなり火が使えなくなるといった場合にも困りますが、放置して一酸化炭素中毒や火災といった大惨事に発展してしまう場合もあるので、小さな不調であっても早めに対処しましょう。
ガスコンロの寿命を長くするコツは、汚れたらすぐにお掃除すること。
ガスコンロに使われている部品は金属製のものが多く、掃除をせず塩分を含んだ汚れを放置するとサビやの原因になります。付いたばかりの汚れなら、濡れ布巾で簡単に拭き取るだけで済みますが、時間が経ってしまった汚れを落とすことは難しいものです。汚れをためずにお掃除することが大切です。
また、天板やゴトクの部分は、材質によっては強くこすると傷つけてしまい、油汚れなどがたまる原因になります。お使いのガスコンロの取扱説明書などで確認しておくことをおすすめします。
ガスコンロの交換時期の目安は、安全上支障なく使用できる標準期間として定められている「設計上の標準使用期間」である製造から10年です。しかし、これはあくまでも標準的な使用条件のもとで使用した場合とされています。
実際には、使用頻度や使用環境など使う人の状況によって大きく違ってくると思います。
そのため、目安となる標準使用期間にはこだわらず、不調や劣化のサインがでていれば、思わぬ事故や故障がおきる前に、状況に応じて交換を検討しましょう。
ガスコンロを交換するさいの注意点はいくつかありますが、自分でガスコンロの交換をおこなう場合は、くれぐれも火気の取り扱いに注意してください。ガスは引火性で爆発する恐れもあります。ガス管や元栓、コンロ部分との接続などをしっかり確認してください。
少しでも不安だという場合は、業者に依頼するなどして交換するようにしましょう。