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分譲マンションでビルトインコンロが壊れたらどのような対応が必要でしょうか。交換前にいくつか注意点があります。分譲マンションでビルトインコンロを交換する際にすべきことをまとめました。
ビルトインコンロが故障した場合、修理ができなければ交換することになります。賃貸住宅なら大家さんに相談しますが、分譲マンションの場合はどうすればいいのでしょうか?基本的には自分で業者に交換の手配をすることになりますが、分譲マンションの場合はマンション規約などがあるので、注意が必要です。また、ガス種も確認します。それぞれの注意点を詳しく紹介しますので、慌てて交換する前に、確認してみてください。
分譲マンションでは、基本的にガスコンロの交換に許可は必要ありません。ただし、マンションによっては、管理規約で制限される工事もあります。また、業者の出入りやガスコンロの搬入時に多少の騒音が発生するかもしれません。マンションによっては、こうした作業をする際に申請が必要なところもあります。ブレーカーの増設工事が必要な場合は、工事が複雑になる可能性が高いのでトラブルに発展しないよう、事前に管理組合に連絡しておきましょう。
一般家庭で使用されているガスは、「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。都市ガスは、燃える気体であるメタンを主な成分とする天然ガス。プロパンガスはプロパン・ブタンを主成分とする液化石油ガスです。成分が異なるため、ガスを使用する器具はガス種に合うものを使用します。
ビルトインコンロにも「都市ガス用」「プロパンガス用」があり、ガス種に対応するコンロを設置しなければいけません。異なるガス種のコンロを設置すると使用できないので、必ず確認しましょう。
現在使用しているガスコンロの電池ケースを探してください。コンロによって電池ケースの位置が異なりますので、分からない場合は取扱説明書を確認しましょう。ビルトインコンロに操作部がある場合は、前面パネルを手前に倒すと電池ケースが確認できます。
電池ケースの裏側に貼ってあるラベルに12A・13Aと記載されていれば都市ガス、LPGと書いてあればプロパンガスです。
分譲マンションでビルトインコンロを交換する場合は、まずはマンションの管理組合に交換作業をする旨を連絡しましょう。マンションの規約で工事の内容に制限がある可能性があるので、事前に連絡してトラブルを防ぎましょう。また、ガス種が「都市ガス」「プロパンガス」のどちらかを確認してください。ビルトインコンロはサイズ選びや設置も難しいです。専門の業者に依頼することでスムーズに交換できおすすめです。