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通販サイトでは多くのガスコンロが販売されていますが、これらのガスコンロを購入すれば、自分でも交換できるのでしょうか?ガスコンロの交換に関する基礎知識をまとめました。
ガス自体は危険な物質ですが、ガスコンロ本体はただの機械なので、楽天市場やAmazonなどの通販サイトでも問題なく購入できます。 購入したガスコンロは自分で設置することもできますが、不安な方は設置を業者に依頼したほうが良いでしょう。設置を業者に依頼する場合には、購入代金とは別途で料金がかかります。
ガスコンロ本体は危険のないシンプルな機械ですが、ガス管につないだ瞬間にガスが開通するため、その時点から危険な機械へと変わります。ガス管につないだ後も安心して使いたいならば、メーカー純正品のガスコンロを買うようおすすめします。
メーカー純正品のガスコンロであれば、自分で設置してガスを開通させることができますが、ただしビルトインガスコンロの場合には、専門の有資格者でなければ設置できないのでご注意ください。
なお、どのタイプのガスコンロを買うべきか、また、買ったガスコンロの設置には専門業者への依頼が必要なのか等々、よく分からないという方もいるかもしれません。そのような方は無理に通販で買うのではなく、ガスコンロと施工をセットで行っている業者に相談することがおすすめ。施工とセットで依頼すれば、料金もお得になるでしょう。
据え置き型のガスコンロとは、キッチンのガス台の上に設置するタイプのガスコンロのこと。ガス栓とガスコンロをガスホースでつなげば、ガスコンロが使えるようになります。
ただし、使用環境が都市ガスなのか、それともLPガスなのかにより、選ぶべき商品が異なる点に要注意。また、ガス台の幅に合ったタイプのガスコンロを選ぶ必要もあることから、商品選びは簡単ではありません。
ちなみにガスホースの接続には、比較的強い力が要ります。中途半端につないだ状態でガスコンロを使用した場合、思わぬ事故にもつながりかねないので、力を入れて奥まで真っ直ぐにガスホースにつなげることが大切です。
ビルトイン型コンロとは、キッチンの一部として初めから組み込まれたタイプのガスコンロのこと。交換には相応の技術力が必要となるため、素人が自分で交換することはできません。ガス機器設置スペシャリスト(GSS)やガス可とう管接続工事監督者など、ガス設備・施工に関する有資格者に交換を依頼する形となります。
施工はもとより、機種選びも専門家のアドバイスを受けたほうが無難です。交換する際には、商品の販売と施工をセットで行っている業者に見積もりを依頼すると良いでしょう。対応エリアの業者であれば、見積もりを依頼した当日中に施工まで対応してくれる場合もあります。
据え置き型ガスコンロは自分で交換することができますが、上述の通り、各ご家庭に合った機種を選び、かつ安全に取り付けることは、決して簡単ではありません。
ガスコンロは、一度設置すれば何年も使い続ける家庭の必需品。安全に使い続けるためにも、交換する際には専門の業者に相談するようおすすめします。